By Barrett Ishida | @barrettish_
& 市岡祐次郎

 

昨今、企業はソーシャルメディア上でもビジネスをしなければならないといわれています。

ただ、ソーシャルメディアとマーケティングは常に変化し続けており、企業は、時代に乗り遅れないことが求められています。
2015年が終わり、2016が始まろうとしている今、どのトレンドが今後重要になるのでしょうか。
世界中のメディアの予測を、以下にまとめます。

1. 広告非表示ソフトの増加は、ソーシャルメディアをさらに重要なものにする

  • Appleを始め、広告非表示ソフトウェアのリリースが増えており、なんと2015年は、前年比48%増というデータが出ています
  • これに伴い、今後ディスプレー広告が表示される機会は大幅に減少すると考えられてます
  • 企業は、ソーシャルメディア、ネイティブアド、そしてインフルエンサー・キャンペーンへ、より多くのリソースを注ぎ込むことを余儀なくされるでしょう

2. ソーシャル・ビデオは、より複雑になる

  • YouTubeにビデオを投稿し、他のソーシャルネットワークへそのリンクを貼ることは、賢明でありません

  • なぜなら、各々のソーシャルネットワークによって効果的なビデオの見せ方は違うからです
    • 例:Facebookにアップロードするなら、長さ1~5分のビデオがベスト、Youtubeは5分以上と言われています
  • また、各々のソーシャルネットワークのライブ・ストリーミングは年々人気になっており、また、VR(ヴァーチャル・リアリティ)対応はすぐそこまで来ています
    • 例:TwitterのライブストリーミングアプリであるPeriscope のユーザーは増加しています。また、Facebookはストリーミングサービスであるフェイスブック・ライブをリリースしています

3. メッセージツールは、重要性を増す

  • 写真やビデオをソーシャル・ネットワークへ投稿するミレニアル世代(1994年以降生まれ)はわずか20%であり、上の世代より低い割合です

  • その一方で、ミレニアル世代におけるメッセンジャーアプリの人気は増しており、Facebookは大手メッセンジャーアプリであるWhatsApp(ユーザー数:9億人)を買収、またFacebookメッセンジャー(ユーザー数:7億人)の開発に集中しています

  • このことから、これからのユーザーが望むツールは、より個人的使用に適し、かつ信頼できるメッセンジャーアプリであると考えられています

4. Snapchatはソーシャルネットワークではなく、新しいテレビである

  • Snapchatは、急速に成長し、その収益を増やし続けるでしょう
  • ただ、Snapchatでコミュニティを創り上げることは費用対効果が低いですし、それは次世代のFacebookや Instagramのようなソーシャル・メディア(= コミュニティを形成するもの)であると捉えるのは適当ではありません
  • 一方通行な情報を伝える目的で、使用すべきだと言われています

5. ソーシャルネットワークは、閉鎖的であり続ける

  • ほとんどのソーシャルネットワークは、ユーザーが別のサイトに行かないよう工夫しています
    • 例:Facebookの新しいInstant Articlesはフェイスブック内にあります
    • Pinterestにはアプリ内で決済できるように「これを買う(Buy it)」ボタンがついています
  • Twitterのユーザーは、リンクをクリックしにくい仕様になっています
  • 企業が成功するためには各々のソーシャル・ネットワークに最適な投稿をする必要があり、また、ソーシャル・ネットワーク内での顧客やファンとの会話は、CTA (Call to Action = 行動喚起)とクリックスルーを最小にすることを意識する必要があります

6. ソーシャル・e-コマースは増加する

  • オプション機能として、ネットワーク内で商品購入ができるソーシャルネットワークが増えています
    • 例:Pinterestには、「これを買う(Buy It)」ボタンとセール・アラート(セールのお知らせ)機能があります
    • Instagramには広告上にCTAボタンがあります
    • Facebookはイン・ネットワーク・ショッピング(ネットワーク内ショッピング)の開発を続けています
  • また、オンライン・ショップを開設する必要なしにソーシャル・メディア上で販売できる、Selloのような新しいアプリもリリースされはじめています
  • 他にも、Apple Payのようなモバイル決済システムは、ソーシャル・e-コマースの発展を促すと考えられています

7. ターゲット広告が成立しなくなる

  • 多くの企業がソーシャルメディアの中で、ターゲティング広告をするが、そのソーシャルメディアに適していない広告を、ユーザーは無視するようになる

8. ソーシャルメディアでのカスタマーサポートは新しいブランディングになる

  • 企業は、いわゆるUXより大きな視点での顧客体験を提供しなくてはならない。もし企業がソーシャルメディアにて良いカスタマーサポートができれば、ユーザーが口コミをする可能性は77%と言われています
  • Facebookは、継続的にFacebookページのための顧客サービス・ツールの開発に取り組んでいます

 

Here's to 2016!

 



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