翻訳:尾上彩子
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ライブストリーミングが世に出てからしばらく経つ。特にPeriscope、Facebookのライブ動画、Instagramのライブ配信Musical.lyのLive.ly などはライブ配信機能を前面に押し出してきている。これによってブランドは新たな挑戦を強いられることとなった。以下でこれから考慮していくべきポイントについて考えていくことにする。

プラットフォームではアクティブなユーザーが好まれる。

プラットフォームが新しい機能をリリースする時、それと同時にその新機能のプロモーションを行う。例えば、Instagram がストーリー機能をリリースした際、アップデートの通知がホームフィードの上部に配置され、アイコンを明るいピンクで囲んだ表示で強調されるようになった。Instagramのライブ配信ではライブストリームの配信者がストーリー一覧のトップに表示されるようになった。

いかにして人から注目を得るかが重要な広告とマーケティングのゲームのルールに則り、プラットフォーム側も新しい機能を使ってくれる人を助けようとする。ブランドが広告にお金を払うのは人々の目に映るためであるが、プラットフォームをうまく使うことでタダでプロモーションを行える可能性がある。 

ユーザーも本質的に「新しいもの」に興味がある。さらに本格的で「時流に乗った」ことが今まで以上にもてはやされる現代において、ライブストリーミングは現代人のツボを押さえた機能のように見える。

横浜市(クライアント)のInstagram上でのストーリーは、ストーリー機能が新しく搭載された時、既に従来のポストと同じぐらいの回数閲覧されていた。

横浜市(クライアント)のInstagram上でのストーリーは、ストーリー機能が新しく搭載された時、既に従来のポストと同じぐらいの回数閲覧されていた。

Musical.lyでは誰かがライブストリーミングしている場合、通知タブの最上位でユーザーに通知される仕組みになっている。

Musical.lyでは誰かがライブストリーミングしている場合、通知タブの最上位でユーザーに通知される仕組みになっている。

リスクを避けるより、スピーディに時代についていく方が安全である。

大量のケーススタディやハウツー本を読み、慎重な計画することに慣れている人も多いかもしれない。不要なリスクをわざわざ自分から負いに行きたいという人もいないだろう。しかしながら、今の世界では自社のターゲット層にいるユーザーの目に映ることのできないブランドは、競合他社に注目を奪われるリスクを抱えることになるのだ。

プラットフォーム上にただ存在すればいいということではない。例えば、Instagramには注目を集めるもとになる3つの配信形態がある。通常のポストとストーリーとライブストリームだ。そこで問題となるのどのようにして他のブランドよりうまくこれらの配信形態を使いこなせるようになるかだ。それをいち早く理解し、競合相手に注目を奪われるリスクを低下させることができる。そして何が一番いい方法かを知るのに一番いい方法はトライアル&エラーである。

何もしないより、失敗する方がいい。

とはいえライブストリーミングは難しく、自然にできるというものではない。しかし、どのプラットフォームでも、ユーザーはライブストリーミングに毎回高い品質を期待しているわけではない。例えブランドがライブストリーミングをして失敗したり、人気が出なかったりしても、それをずっと覚えているユーザーなどいないだろう。ブランドは試行錯誤を重ねるごとに、最適な方法やオーディエンスの情報を具体的に学ぶことができ、それが勝機を増やすことにつながっていく。

ブランドがライブストリーミングをするかどうかはブランド自身で決めることだ。しかし、このように考えてみてほしい。ライブストリーミングは野球ではなく、3ストライクでアウトというルールもない。傍観者でいるより、20回試して1人の目にとまる方が確実にいいのだ。

ライブストリーミングのコンテンツに使うアイディアがほしいという方には以下に少し例を挙げよう。

  • パーティ、講義、スピーチなどの 企業関連のイベントを配信する。
  • 製品がどうやって作られているか、製造過程、傳保の準備などの舞台裏を見せる。
  • 新しいインターンにインタビューしたり、チームがどのように働いているかを見せたりして、スタッフを紹介する。
  • Q&Aコーナーでフォロワーからの疑問に答えることで交流を持つ。
  • 先行公開として視聴者に新製品や新イベントの一部を公開する。
  • プレゼント企画として、視聴者に新製品のサンプルやイベントでのVIP待遇を与えたり、次の投稿で視聴者を取り上げたりする。

via TAM
私たちは、広く世界に向けてクライアントの企業ブランドが構築されるよう全面的にサポートします

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